キャットフードのいろは

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キャットフード以外におやつをあげてもよいのか

キャットフード以外におやつをあげることは、コミュニケーションを深めることになります。 ただし、猫が欲しがるからと、あげすぎると肥満になりますので、調整は必要です。

食事で与えるキャットフードの1日の必要量を少し減らして、その分おやつをあげるようにすれば、食べすぎにはなりません。 全体的な栄養バランスを考えると、おやつは1日の必要摂取カロリーの10~20%程度に抑える方がいいでしょう。

総合栄養食のキャットフードが猫の栄養面を充分に満たしてくれますので、おやつは必ずしも必要なものではありません。

しかし、食事以外に飼い主から食べ物をもらえることは猫にとってうれしいことでもあり、飼い主にとっては、猫とのコミュニケーションを深めるチャンスです。 適度な遊びとおやつは猫と飼い主を結びつける潤滑剤です。

猫と遊んだ後におやつを与えるようにすると、習慣化もしやすいので、回数や量も調整でき、猫が満足するとともに食べすぎも予防できます。

猫に与えるおやつは、猫専用のものを与えることが大切です。 猫専用のおやつは、猫のために成分が調整されていますので、食べ過ぎだけを注意すれば問題はありません。

人が食べるものは、カロリーオーバーだけではなく、塩分が多く含まれていたり、猫が中毒を起こす成分が含まれていることがあります。

猫が欲しがるからと与えると、健康上、好ましくはありません。 猫の食事の延長上にあることを考えて、猫専用のおやつを与えてください。

また、おやつは嗜好性が高くなっているものが多く、与えすぎると、キャットフードを食べてくれなくなることもあります。

キャットフードを食べてくれないからと、おやつを主食代わりにあげたりすると、栄養バランスが崩れたり、肥満になったり、病気の原因にもなります。

あくまでも猫の主食は総合栄養食のキャットフードですから、おやつを主食代わりにあげたり、与えすぎないように注意しましょう。

人がおやつにお菓子やケーキを食べるとうれしいように、猫にとってもうれしいことです。 猫専用の好きなおやつをあげる時間は、猫にも飼い主にも潤いのある時間となります。好きなものを選んであげましょう。

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